院長プロフィール

院長 野間 俊一
   (のま しゅんいち)

経歴

1965年 香川県生まれ
1984年 私立灘高等学校卒業
1990年 京都大学医学部医学科卒業
1990年 京都大学医学部附属病院精神科神経科 研修医
1991年 国立京都病院(現京都医療センター)精神科 レジデント
1994年 ドイツ、ヴュルツブルク大学精神療法・医学的心理学研究所 客員医師
1996年 京都博愛会病院精神科 常勤医師
1999年 京都大学医学部附属病院精神科神経科 助手/助教
2008年 京都大学大学院医学研究科脳病態生理学講座(精神医学) 講師
2015年 摂食障害者支援団体NPO法人「SEEDきょうと」理事長(~2020年)を兼任
2019年 医療法人淳宰晃会嵯峨さくら病院院長(~2020年)、 京都大学医学部臨床教授(~2020年)を兼任
2020年 のまこころクリニック 院長
京都大学医学部非常勤講師、「SEEDきょうと」相談役を兼任

 

兼任

・NPO法人「SEEDきょうと」(摂食障害者支援団体) 相談役・理事
・京都大学大学院医学研究科脳病態生理学講座(精神医学) 非常勤講師
・京都大学大学院医学研究科 客員研究員
・国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 客員研究員
・佛教大学臨床心理研究センター臨床心理相談室・学生相談センター スーパーヴァイザー
・河合塾 ハラスメント防止対策顧問
・京都市精神保健福祉相談員養成研修 講師
・京都市教育委員会主催教職員カウンセリング研修 講師
・日本精神神経学会 精神科専門医認定試験 症例報告審査委員・面接委員

 

資格など

・京都大学博士(医学)
・精神保健指定医
・日本精神神経学会 精神科専門医
・日本精神神経学会 精神科専門医指導医
・日本臨床心理士資格認定協会 臨床心理士
・EMDR治療者

 

所属学会

日本精神神経学会(2017年~2021年 代議員)
日本精神病理学会(理事、2021年 第44回大会長)
 『臨床精神病理』(日本精神病理学会雑誌)編集委員
日本摂食障害学会(理事、2021年 第21回学術集会副会長)
日本病跡学会(理事)
国際トラウマ解離研究学会日本支部解離研究会(相談役)
近畿精神神経学会(評議員)
日本精神科診断学会(評議員)
日本心理臨床学会
日本総合病院精神医学会
日本トラウマティック・ストレス学会
日本EMDR学会
日本児童青年期精神医学会
日本現象学会
日本メルロ=ポンティ・サークル

新刊

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精神療法増刊第11号『児童期・青年期のメンタルヘルスと心理社会的治療・支援』金剛出版

全国の専門家に聞く、子どもの心の支援法。

『神経性やせ症治療マニュアル 第2版』
金剛出版

有効性の実証された、家族とともに行う思春期神経性やせ症治療。

『医療のケアと現象学』
ナカニシヤ出版

医療者と哲学者による最先端の「ケア」論。

精神科治療学増刊号『精神科臨床ライブ』

精神疾患の診察場面を生き生きとした描写で体感。

著書・単著

解離する生命
みすず書房(2012年)
身体の時間ーー〈今〉を生きるための精神病理学』
筑摩書房(2012年)
身体の哲学ーー精神医学からのアプローチ』
講談社(2006年)
ふつうに食べたい』ーー拒食・過食のこころとからだ』
昭和堂(2003年)
エスとの対話ーー心身の無意識と癒し』
新曜社(2002年)
 

編著

野間俊一編
『いのちと病いーー〈臨床哲学〉に寄せて』
創元社(2012年)

著書・共著

[精神医学一般]

・久住一郎編『講座 精神疾患の臨床4 身体的苦痛症群・解離症群・心身症・食行動症または摂食症群』中山書店,2021年(2章解離症群「解離症に関する諸理論」「解離症の治療論」,4章食行動症または摂食症群「食行動症または摂食症群の治療・リハビリテーションとソーシャルサポート」執筆)
・ 内海健・兼本浩祐編『精神科シンプトマトロジーーー症状学入門ーー心の形をどう捉え、どう理解するか』医学書院,2021年(「嗜癖」「不安」「適応障害」「やせ願望/肥満恐怖」執筆)
・松本卓也・野間俊一編著『メンタルヘルス時代の精神医学入門――こころの病の理解と支援』ミネルヴァ書房,2020年
・子安増生監修,村井俊哉・野間俊一編『公認心理師のための精神医学――精神疾患とその治療』金芳堂,2020年
・ 深尾憲二朗・村井俊哉・野間俊一編『精神医学のおくゆきーー進化するパラダイム』創元社,2015年
・ 野間俊一・深尾憲二朗・村井俊哉編『精神医学のひろがりーー拡張するフィールド』創元社,2013年
・ 村井俊哉・野間俊一・深尾憲二朗編『精神医学へのいざないーー脳・こころ・社会のインターフェース』創元社,2012年

[摂食障害関連]

・『精神医学 5月増大号 精神科診療のピットフォール』医学書院,2022年(「神経性過食症」執筆)
・松本俊彦編『アディクションの地平線――越境し交錯するケア』金剛出版,2022年(「「食」のアディクション」執筆)
・日本精神病理学会 書籍刊行委員会編『精神症状の診かた・聴きかた――はじめてまなぶ精神病理学』金剛出版,2021年(「拒食と過食」執筆)
・下山晴彦,中嶋義文編『公認心理師必携 精神医療・臨床心理の知識と技法』医学書院,2016年(「食行動異常および摂食障害群 神経性過食症」執筆)
・『臨床医マニュアル第5版』医歯薬出版,2016年 (「摂食障害」執筆)
・神庭重信総編集・神尾陽子編『DSM-5を読み解く1』中山書店,2014年 (「過食性障害、他の特定される食行動障害または摂食障害、特定不能の食行動または摂食障害」執筆)
・『摂食障害治療ガイドライン』医学書院,2012年 (「初診時の診断―診断方法とまとめ」「精神科入院治療」執筆)
・津金昌一郎編『食の文化フォーラム28・「医食同源」――食とからだ・こころ』ドメス出版,2010年 (「拒食と過食にみるこころとからだ」執筆)
・吉田佳郎・村井俊哉・平澤久一編『臨床ナースのためのBasic & Standard・精神科看護の知識と実際』メディカ出版,2009年 (「生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群」執筆)

[解離・トラウマ関連]

・精神科治療学第37巻増刊号『精神科臨床ライブ』星和書店,2022年(「「よく”瞬間移動”してしまうんです」―解離症状のさまざまな訴えられ方について―」執筆)
・精神科治療学第36巻増刊号『2021年版今日の精神科治療ハンドブック』星和書店,2021年 (「解離性同一性症」執筆)
・野呂浩史企画・編集『トラウマセラピーのためのアセスメントハンドブック』星和書店,2021年 (「解離を有するケースのアセスメント」執筆)
・『別冊日本臨牀 新領域別症候群シリーズNo.38 精神医学症候群(第2版)(II)不安症から秩序破壊的・衝動制御・素行症まで』日本臨牀社,2017年 (「解離性同一症/解離性同一性障害」執筆)
・中村敬編『日常診療における精神療法――10分間で何ができるか』星和書店,2016年 (「解離症群患者に対する治療的スタンス」)
・樋口輝彦ら編『今日の精神疾患治療指針 第2版』医学書院,2016年 (「変換症/転換性障害」執筆)
・神庭重信総編集、三村將編『DSM-5を読み解く 4』中山書店,2014年 (「解離性同一症/解離性同一性障害」「他の特定される解離症/他の特定される解離性障害、特定不能の解離症/特定不能の解離性障害」執筆)
・浦部晶夫ら編『今日の処方 改訂第5版』南江堂、2013年 (「神経症(ヒステリー、心身症を含む)」執筆)
・柴山雅俊編『解離の病理――自己・世界・時代』岩崎学術出版社,2012年(「抵抗する解離――コントラ・フェストゥムと現代」執筆)
・樋口輝彦ら編『今日の精神疾患治療指針』医学書院,2012年 (「転換性障害」執筆)
・岡野憲一郎編『専門医のための精神科臨床リュミエール20・解離性障害』中山書店,2009年 (「構造的解離理論」執筆)

[臓器移植関連]

・笠井清登ら編『精神科研修ノート 改訂第2版』診断と治療社,2016年 (「移植医療における精神科」執筆)

[精神病理学・哲学関連]

・榊原哲也・西村ユミ編『医療とケアの現象学ーー当事者の経験に迫る質的研究アプローチ』,ナカニシヤ書店,2023年 (「地域に生きる摂食障害者へのアプローチーー「自覚的現象学」の試み」執筆)
・河合文化教育研究所編『2022 わたしが選んだこの一冊』河合塾,2022年 ( 書評・ソンタグ著「他者の苦痛へのまなざし」)
・木村敏,野家啓一監修『臨床哲学の諸相・生命と死のあいだ』河合文化教育研究所,2016年 (「見られることと生きること――身体の精神病理をめぐって」執筆)
・秋富克哉ら編『続・ハイデガー読本』法政大学出版,2016年 (「ビンスヴァンガー,ブランケンブルク,木村敏――ハイデガーと精神医学」執筆)
・ 野間俊一編『いのちと病いーー〈臨床哲学〉に寄せて』創元社,2012年
・松下正明編『精神医学キーワード事典』中山書店,2011年 (「生きられる身体」「アンテ・フェストゥム、ポスト・フェストゥム、イントラ・フェストゥム」執筆)
・木村敏・野家啓一監修『空間と時間の病理――臨床哲学の諸相』河合文化教育研究所,2011年 (「飛翔と浮遊のはざまで――現代という解離空間を生きる」執筆)
・村上仁著『統合失調症の精神症状論』みすず書房,2009年 (「解説」執筆)
・河合俊雄編『こころの未来シリーズ①・こころにおける身体/身体におけるこころ』日本評論社,2009年 (「こころという身体――青年期における存在の問いをめぐって」執筆)

[臨床心理関連]

・ 森岡正芳編 『治療文化の考古学』 臨床心理学増刊第13号 ,金剛出版,2021年 (「心理臨床の身体論的転回」執筆)
・統合失調症のひろば編集部編 こころの科学別冊『山中康裕の臨床作法』日本評論社,2020年 (「山中先生の臨床所作から学ぶ」執筆)

ほか

 

翻訳

・J・ロック,G・ダニエル(永田利彦監訳)『神経性やせ症治療マニュアル 第2版』金剛出版,2023年[英語・共訳]
・K・コッホ「バウム描画テスト(Le test du dessin d’arbre, Brutish Libary: The world’s knowledge, chapter 23, 1952)」 ヘルメス心理療法研究,29:92-98, 2022[フランス語]
・M・J・フリードマンら編(金吉晴監訳)『PTSDハンドブック――科学と実践』金剛出版,2014年[英語・共訳]
・アメリカ精神医学会(高橋三郎・大野裕監訳)『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』医学書院,2014年 [英語・共訳]
・『青年期発達百科事典』丸善出版,2014年 [英語・共訳]
・O・ヴァンデアハートら(野間俊一・岡野憲一郎監訳)『構造的解離:慢性外傷の理解と治療 上巻(基本概念編)』星和書店,2011年 [英語・共訳]
・L・チオンピ『基盤としての情動――フラクタル感情論理の構想』学樹書院,2005年 [ドイツ語・共訳]
・W・ブランケンブルク監修『妄想とパースペクティヴ性--認識の監獄』学樹書院,2003年 [ドイツ語・共訳]
・Ph・パーカー著(山中康裕・岸本寛史監訳)『児童精神医学の基礎』 金子書房,1999年 [英語・共訳]

ほか

 

最近発表された論文

2024年
・野間俊一:身体の時間を取り戻すーートラウマ,解離,自傷,摂食症.特集:臨床的時間論ーー生きた時間の回復と治癒.臨床心理学,24(5):566-570, 2024.
・野間俊一:構造的解離理論とその後.特集:現代における解離.精神医学,66(8):1041-1046, 2024.
・野間俊一:昏迷,亜昏迷の治療ー解離性昏迷を中心にー.臨床精神医学,53(6):767-772, 2024.
・野間俊一:人生の深刻な問題と適応障害―「心的外傷後悲憤症(PTED)」を中心に―.精神科治療学,39(1):63-66, 2024.

2023年
・野間俊一:子どもの摂食障害とアディクション.〈シンポジウム1〉子どものアディクション.児童青年精神医学とその近接領域,63(4):188-192, 2023
・Shun’ichi Noma: The anthropological method for diagnosing mental diseases:On the theory of time structure of Bin Kimura. Psychiatry and Clinical Neuroscience Reports, 2023;2:e150. DOI: https://doi.org/10.1002/pcn5.150
・野間俊一:トラウマ,解離と摂食障害.日本摂食障害学会雑誌,3(1):22-27, 2023
・野間俊一:神経性過食症.精神科Resident, 4(3):8-9, 2023
・野間俊一:精神療法の原基としての原宗教性.臨床精神病理,44:164-168, 2023
・野間俊一:心を撫でる.コラム:患者から学ぶ.精神療法,49:615-617, 2023
・野間俊一:解離性同一性症の治療.特集:知っておきたい!ときどき遭遇する精神疾患の治療.臨床精神薬理,26:787-791, 2023
・Tomotsugu Seki, Morio Aki, Toshi A Furukawa, Hirotsugu Kawashima, Tomotaka Miki, Yujin Sawaki, Takaaki Ando, Kentaro Katsuragi, Takahiko Kawashima, Senkei Ueno, Takashi Miyagi, Shun’ichi Noma, Shiro Tanaka, Koji Kawakami: Electronic health record–nested reminders for serum lithium level monitoring in patients with mood disorder: randomized controlled trial. Journal of Medical Internet Research, 25, e40595, 2023
・Hiroyuki Kimura, Shinichi Kishi, Teruaki Tanaka, Tsuyoshi Okada, Daisuke Fujisawa, Naoko Sugita, Shun’ichi Noma, Yosuke Matsumoto, Ayako Ohashi, Hiroshi Mitsuyasu, Keizo Yoshida, Hiroaki Kawasaki, Katsuji Nishimura, Yasuhiro Ogura, Norio Ozaki: Comorbid psychiatric disorders and long-term survival after liver transplantation in transplant facilities with a psychiatric consultation-liaison team: a multicenter retrospective study. BMC Gastroenterology, 23:106, 2023 https://doi.org/10.1186/s12876-023-02735-1
・野間俊一:直接性と社会性とのはざまでーー土岐論文に寄せて.大阪大学大学院人間科学研究科 心理教育相談紀要,28:24-26, 2023

2022年
・野間俊一:「臨床病跡学」から見えてくるもの.日本病跡学雑誌,104:32-38, 2022
・野間俊一:臨床家それぞれの身体~シンポジウム1にあたって.臨床精神病理,43:253-254, 2022
・野間俊一:書評『摂食障害の精神医学―「心の病気」としての理解と治療』(西園マーハ著) 精神療法,48:122-123, 2022
・Nao Uotani, Shun’ichi Noma, Momoko Akamine, Takashi Miyawaki: Continuous glucose monitoring for detection of glycemic variability, hypoglycemia, and hyperglycemia in women with eating disorders. BioPsychoSocial Medicine, 16, Article number:22, 2022
・野間俊一:摂食障害の精神療法――見立てのコツと一般外来での工夫.心身医学,62:215-219,2022
・野間俊一:「心身病理学」の可能性.臨床精神病理,43:61-67,2022
・野間俊一:<私>の生成の瞬間を問う~土岐論文に寄せて.大阪大学大学院人間科学研究科心理教育相談室紀要,27:54-56, 2022
・野間俊一:解離の治療とは何かーー日常的な精神科臨床の現場から.特別企画:解離に出会うとき.こころの科学,221(1):68-73, 2022

2021年
・Ryo Mishima, Masanori Isobe, Tomomi Noda, Keima Tose, Michiko Kawabata, Shun’ichi Noma, Toshiya Murai: Structural brain changes in severe and enduring anorexia nervosa: A multimodal magnetic resonance imaging study of gray matter volume, cortical thickness, and white matter integrity. Psychiatry Research:Neuroimaging 318 (2021) 111393.
・野間俊一:摂食障害の診断概念~現場でいかに応用するか(教育講演8).精神科診断学,14(1):117-124,2021
・野間俊一:静かな直接性――木村敏先生を偲んで.特別寄稿:追悼木村敏.現代思想,vol.49-12:185-190, 2021年10月号
・Tomomi Noda, Masanori Isobe, Keita Ueda, Toshihiko Aso, Ema Murao, Michiko Kawabata, Shun’ichi Noma, Toshiya Murai: The relationship between attention and avoidance coping in anorexia nervosa: functional magnetic resonance imaging study. BJOpen (2021) 7, e130, 1–7. doi: 10.1192/bjo.2021.963.
・野間俊一:「うつ病」の複雑化と外傷性について.特集:うつ病の精神病理を見直す―「あとの祭り」のあとで.臨床精神病理,42(1):70-77, 2021
・野間俊一:それぞれの時代における自己の機能と解離.こころと文化,20(1):20-26, 2021
・野間俊一:摂食障害治療における精神科と身体科の連携.臨床精神料理,50(1):63-67, 2021
・野間俊一:摂食障害をみるための標準的知識と技能.精神科治療学,36(3):487-493, 2021
・野間俊一:現代の解離症理解.精神療法,47(1):7-12, 2021

2020年
・野間俊一:書評 エリザベス・F・ハウエル著(柴山雅俊監訳)『心の解離構造ーー解離性同一性障害の理解と治療』 トラウマティック・ストレス,18:208, 2020
・野間俊一:学会印象記 日本精神病理学会第43回大会.臨床精神病理,42:275-276, 2020
・野間俊一:心気症から身体症状症へ.精神科治療学,35:969-972,2020
・野間俊一:解離症は症状レベルで診断可能か―解離概念の歴史を振り返って.臨床精神病理,41:149-156, 2020
・野間俊一:書評 コスティンら著『摂食障害から回復するための8つの秘訣ワークブック』 精神療法,46:123-124, 2020
・野間俊一:心身相関の精神病理学.臨床心理学,20:142-149,2020
・野間俊一:変換症の概念とその変遷.脊椎脊髄ジャーナル.33:178-182, 2020
・梁瀬まや,村井俊哉,野間俊一:摂食障害と窃盗についての司法精神医学的考察.精神医学,62:195-210,2020

2019年
・魚谷奈央,野間俊一,岩井香奈枝,宮脇尚志:病型別に検討した摂食障害患者の食事内容.日本病態栄養学会誌,22:279-287, 2019
・山敷宣代,野間俊一,梅谷由美,石橋朋子,糀谷康子,八木真太郎,岡島英明,海道利実,上本伸二:当院におけるアルコール性肝硬変に対する肝移植後の有害再飲酒予防への取組み.日本アルコール関連問題学会雑誌,21(1):206-211,2019
・野間俊一:摂食症(ディソレクシア)という病――“うまく食べられない”生き方.こころの科学,209(1):25-30,2019
・野間俊一:信じるということ~精神疾患にみる宗教性.立命館大学人文科学研究所紀要,120:27-37,2019
・野間俊一:摂食障害の精神病理―臨床的印象に立ち返って.精神科治療学,34:645-649, 2019

2018年
・野間俊一:摂食障害における嗜癖性の臨床的意義.精神科治療学,33:1321-1326,2018
・野間俊一:摂食障害の精神病理.精神療法,44:54-60, 2018
・野間俊一:薬物療法の効果と副作用を精神療法でいかに扱い、いかに活かすか―摂食障害をめぐって―.臨床精神薬理,21:641-645, 2018
・野間俊一:思惟する身体/夢想する身体.ひと・健康・未来,16:14-17, 2018
・野間俊一:摂食障害治療における精神科と他科との理想的な連携について.女性心身医学,22:246-249,2018
・野間俊一:摂食障害―早期発見とサポートのために:第3回 保護者との連携、学校でできるサポート.高校保健ニュース,617:8-9, 2018
・野間俊一:摂食障害―早期発見とサポートのために:第2回 早期発見のポイント.高校保健ニュース,614:8-9, 2018
・野間俊一:自我漏洩症状と思春期妄想症.精神科治療学,33:45-49,2018
・ Masanori Isobe , Michiko Kawabata, Ema Murao, Tomomi Noda, Noriko Matsukawa, Ryosaku Kawada, Teruhisa Uwatoko, Toshiya Murai, Shun’ichi Noma and Hidehiko Takahashi: Exaggerated envy and guilt measured by economic games in Japanese women with anorexia nervosa. BioPsychoSocial Medicine, doi.org/10.1186/s13030-018-0138-8, 2018

ほか

講演・学会発表など

2024年
・野間俊一:摂食障害とほどよくつきあい上手に手放すいくつかのヒント.令和6年度前期京都府こころの健康セミナー,摂食障害セミナー.オンライン開催 7月25日
・野間俊一:解離症の治療についての近年の考え方.第120回精神神経学会学術集会 シンポジウム34 解離症・機能性神経症状症(転換性障害/変換症)を取り巻く最近の話題ーー診断から治療・心理社会的支援までーー.札幌市産業振興センター(北海道) 6月20日
・野間俊一:トラウマ・解離の臨床~心理療法のコツ.滋賀県臨床心理士会令和5年度全体研修.コラボしが21(滋賀) 5月12日
・野間俊一:パーソナリティ症・愛着障害.伏見区役所深草支所精神保健学習会(京都) 2月28日
・野間俊一:死をもって生きるということ.特別シンポジウム・木村敏が伝えたかったことーー精神科臨床が紡ぎ出す人間理解.龍谷大学大宮学舎(京都) 2月3日
・野間俊一:私流~精神科外来での精神療法と家族への対応.京都大学教育学研究科心身症研究会シンポジウム.京都大学 1月28日

2023年
・シンポジウム「解離の鑑別診断」シンポジスト.国際トラウマ解離研究学会日本支部 解離研究会 2023年次研究会 大手町ファーストスクエアカンファレンス(東京)/ハイブリッド開催 12月10日
・野間俊一:外来での摂食障害治療のポイント~うつ状態への対応を含めて.摂食障害セミナー(ルンドベック・ジャパン工業) 金沢/オンライン 12月6日
・野間俊一:摂食障害の臨床.ヴィアトリス・ジャパン社会研修会 TKP京都四条駅前カンファレンスセンター 11月30日
・野間俊一:一般精神科医が日常診療で行う精神療法のポイント.第33回精神科面接の基本研修会ー臨床力向上のためにー(日本精神神経学会精神療法研修委員会主催)京都テルサ 11月12日
・野間俊一:一般精神科医が日常診療で行う精神療法のポイント.京大精神科医局セミナー 京大病院精神科会議室 11月9日
・野間俊一:古株精神科医のコロナ禍開業奮闘記~摂食・解離への挑戦.京都精神科開業医の会(仮) つばき医院(京都) 10月28日
・野間俊一:思春期に問題となる精神疾患~見立てのポイント・支援のこつ~.京都府臨床心理士会学校臨床部局 SC研修会 ウィングス京都 9月24日 
・野間俊一:精神科臨床での「診立て」の間合いと「セラピー」の間合い.日本認知科学会 研究分科会「間合い-時空間インタラクション」第23回研究会 東京都立大学 9月17日
・野間俊一:摂食障害の診かた・つきあいかた・治しかた.京都精神保健福祉懇話会「こころのケア講演会」 ハートピア京都 9月7日
・野間俊一:摂食障害セミナー.令和5年度前期京都府こころの健康セミナー.京都府精神保健福祉総合センターよりWeb配信 7月27日
・野間俊一:木村の時間論から精神疾患体系を見直す.オンデマンド配信限定セッション5 木村敏の精神病理学を未来の精神医学の診療にどう繋げるか.第119回日本精神神経学会学術総会 7月10日~10月10日
・SEEDきょうと:市民講演会「拒食・過食を乗り越えて Part13 ~回復のためにできること」 企画・司会 ウィングス京都 7月2日
・野間俊一:解離症を他疾患から見分ける~診断と見立てのコツ~.精神科診断学セミナー(ルンドベック・ジャパン工業)  TKPガーデンシティ京都タワーホテル・ハイブリッド開催 6月15日
・野間俊一:近年の精神科クリニックの診療状況~コロナ禍での患者の動向など~.伏見区こころの健康推進実行委員会全大会.伏見区役所 5月25日
・野間俊一:ラツーダは現代の双極性障害のうつにどの効くのかー人間学的視点からー.明後日からの臨床に役立つ精神病理学クロストークーなぜラツーダが必要なのか―(住友ファーマ).オンライン開催 4月15日
・ 野間俊一:コロナで身体はどう変わったか.京都大学教育学部心身症研究会シンポジウム.京都大学教育学部棟 2月12日
・SEEDきょうと・支援者のためのワークショップ「あしたへ活かせる摂食障害へのアプローチ」第3部座長 ウィングス京都・ハイブリッド開催 1月29日
・野間俊一:摂食障害の理解と治療~不安抑うつへの対応.ヴィアトリス・ランチタイムセミナー(日本大学(東京),ヴィアトリス製薬)Web講演 1月18日

2022年
・野間俊一:摂食障害の理解~治療と回復の過程.令和4年度京都市精神保健福祉実践研修会 ラボール京都 12月22日
・野間俊一:変換症の心身病理と治療.国際トラウマ解離研究学会 日本支部 解離研究会 2022年次研究会 Web開催 12月11日
・野間俊一:解離症の精神病理と日常臨床~不安・抑うつへの対応を含めて.第6回滋賀精神疾患フォーラム(琵琶湖病院(滋賀),持田製薬)Web講演 12月1日
・野間俊一:摂食障害・パーソナリティ障害.京都市精神保健福祉相談員養成研修講義 ラボール京都 10月13日
・野間俊一:日常臨床でのトラウマ・解離の精神療法.日本精神神経学会・第29回「精神科面接の基本」研修会 10月9日
・野間俊一:一般外来病棟で摂食障害を診るコツ.学術講演会(長岡病院(兵庫),大塚製薬)Web講演 10月6日
・野間俊一:解離症をいかに診るか.京都大学大学院医学研究科精神医学教室 医局セミナー  9月30日
・野間俊一:精神療法の原基としての「原宗教性」.日本精神病理学会第45回大会 シンポジウムII「天翔る精神病理学―宗教精神病理学の冒険」 9月17日
・野間俊一:パーソナリティ症をどう診るべきか.CNS Academy vol.2(東京女子医科大学,ヴィアトリス製薬)Web講演 9月5日
・塩飽海賊団の身体論めぐり 第3話:習慣が思考能力に与える影響を述べよ.サブスピーカー(メインスピーカー:村松正隆) Web研究会 8月25日
・野間俊一:子どもの摂食障害のクリニック臨床~現場での工夫と向き合い方~.第59回近畿児童青年精神保健懇話会.関西医科大学枚方学舎(大阪) 8月20日
・野間俊一:「臨床病跡学」から見えてくるもの.第69回日本病跡学会総会 シンポジウム:臨床と病跡学 つくば国際会議場(茨城) 7月31日
・野間俊一:一般外来での摂食障害治療のポイント.関西若手精神科医の集い 第3回学術講演会 MeijiSeikaファルマ医薬関西支店(大阪) 7月16日
・野間俊一:一般外来でできる摂食障害の治療のポイント.Psychiatry Web Seminar 6月2日
・野間俊一:解離性障害の診断と治療.KUHP×TMDUヴィアトリスWeb講演会 4月7日
・野間俊一:ポストコロナの臨床~を考えながら浮かんだもろもろのこと.京都大学教育学部心身症研究会シンポジウム.京都大学教育学部棟 3月6日
・野間俊一:摂食障害の精神療法とその治療.京都サイコーシスフォーラム 2月5日Web講演
・野間俊一: 対応の難しい人への対応のコツ~パーソナリティ障害・自傷・解離.伏見保健所深草支所保健師等学習会 1月31日
・野間俊一:”治す”ということ~摂食・解離・パーソナリティの臨床を通じて. 京都大学大学院医学研究科精神医学教室・医局セミナー 1月20日Web講演

2021年
・ 国際トラウマ解離研究学会日本支部 2021年次研究会 「交代人格といかに出会うか」シンポジスト 12月12日オンライン開催
・野間俊一:統合失調症の心身病理学の試み.Psychiatric Expert Meeting 特別講演 Web講演(名古屋)12月11日
・野間俊一:子どものアディクションー摂食障害.第62回日本児童青年精神医学会 シンポジウム:子どものアディクション Web開催(長崎)11月13日
・野間俊一:「心身病理学」の可能性.日本精神病理学会第44回大会 会長講演 京都大学芝蘭会館別館からWeb配信 10月22日
・野間俊一:臨床現場から見た摂食障がいの実情. たちっこ勉強家Vol.1 主催:たちあおい YouTube限定配信 9月19日
・野間俊一:主な心の病気と治療について~お薬との上手な付き合い方.伏見保健福祉センター深草支所 家族会勉強会 8月26日
・野間俊一:摂食障害の精神療法 ~診立てのコツと一般外来での工夫.第62回日本心身医学会学術講演会・教育講演1.サンポートホール高松(香川) 7月10日
・野間俊一:精神科疾患の診療のポイント~不眠の対応を含めて.第13回伏見精神医療勉強会.伏見医師会館からWeb配信 5月22日
・野間俊一:摂食障害の診断概念、診断の技、現場での応用.第40回日本精神科診断学会 Web開催(京都) 3月7日
・野間俊一:摂食障害の現状と不眠について.摂食障害と不眠を考える会 Web講演会 2月27日
・野間俊一:パーソナリティ障害について.京都市南区保健福祉センター 精神保健研修会 1月28日
・野間俊一:今、パーソナリティ障害をいかに理解し、いかに対応するか.京都大学大学院医学研究科精神医学教室・医局セミナー 1月21日Web講演
・京都大学こころの未来研究センター・研究プロジェクト「子どもの発達障害へのプレイセラピー」年次報告会.コメンテーター 1月11日 稲盛財団記念館(京都)

2020年
・野間俊一:一般外来でできる摂食障害治療~うつや不安への対応を含めて.イフェクサーSRエリアWeb講演会 12月17日Web講演
・国際トラウマ解離研究学会日本支部 2020年次研究会 「解離とトラウマ」シンポジスト 12月13日オンライン開催
・令和2年度さいたま市障害者社会参加推進事業 摂食障がいの未来を語ろう講演会.シンポジスト 11月29日Web参加(浦和コミュニティセンター)
・野間俊一:解離症の理解と治療.第10回YMCC 11月10日Web講演(ホテルプラム横浜)
・NPO法人SEEDきょうと主催・支援者オンライン講習会「摂食障害治療のカベ」 コメンテーター 10月25日
・野間俊一:うつ病の複雑化と外傷性について.日本精神病理学会第43回大会(シンポジウム「うつ病の精神病理を見直すー「あとの祭り」のあとで」) 10月16日オンライン発表
・野間俊一:過食の嗜癖的側面からの治療的アプローチ.第116回日本精神神経学会(シンポジウム「過食と行動嗜癖:どこまで嗜癖として治療可能か」)  9月30日オンライン発表(9月30日~10月31日オンデマンド配信)
・野間俊一:構造的解離理論に基づいた慢性トラウマ患者の治療.第19回トラウマティック・ストレス学会(シンポジウム「過食と行動嗜癖:どこまで嗜癖として治療可能か」) 9月21日~10月20日 Web開催